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五品江戸廻送令(ごひんえどかいそうれい)は、江戸幕府が1860年(万延1)に発令した貿易統制法令。日米修好通商条約や安政の五か国条約の締結により、1859年(安政6)から箱館・横浜・長崎の3港で貿易が開始し、港に居留する外国商人と日本の商人との間で取引が行われるようになった。日本からは主に生糸が輸出されたが、生糸などの輸出品は、国内市場よりも貿易市場の方が高値で取引されていたため、生産地と市場を仲立ちしていた在郷商人は、江戸などの大都市の問屋ではなく、直接、開港場へ生産品を卸すようになった。そのため、江戸の問屋商人を中心とする従来の流通機構が、徐々にほころびを見せ始め、さらに急増する輸出需要に対し、生産供給が追いつかず、全般的に物価が高騰するなど、日本経済に大きな混乱が生じていた。
令制国一覧 > 東海道 > 武蔵国 > 豊嶋郡 (武蔵国) 豊島郡 > 江戸江戸(えど。外国語ではEdo、Yedo、Yeddo、Jedoなど諸表記あり)は、東京の旧称である。特に、江戸城を中心とする東京特別区中心部(東京都千代田区周辺)を指す。江戸時代には江戸幕府の所在地として、日本の政治的中心地であった。江戸城は徳川氏の征夷大将軍 将軍の居城であり、江戸は幕府の政庁が置かれ、首都ではないが行政府の所在地であると同時に、自身も天領と呼ばれる所領を支配する一封建制 封建領主でもある徳川氏(徳川将軍家)の城下町でもあった。1868年に発せられた江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書により東京と改称され、同年には町奉行支配地内を管轄する東京府庁が開庁された(1871年、廃藩置県に伴い新・東京府に更置)。だが、その後も「東京とは京都からみて東の都という意味に過ぎず、地名としては江戸のままである」とする考えも根強く存在してきた。